東京キョクイチでは、水産物を中心とした食材を外食チェーンやコンビニエンスストアグループなどに納品しています。
仕入は国内では北海道のキョクイチグループ、大手水産会社や水産商社、各地大卸などを主としており、海外からの直接取引においてもベトナム、ロシア、中国、韓国などの水産商社から買い付けております。取扱商品を見ると、冷凍マグロが約25%、冷凍エビが約15%、冷凍鮭鱒が約15%となっており、築地の仲卸会社を通じ生鮮魚介類の販売にも力を入れています。
平成29年4月には、台湾のOCEAN TREASURE SEAFOOD社と共同で株式会社一栄を設立し、冷凍マグロの直貿仕入に向けて一歩を踏み出しました。東京でしかできない、地方では想像し難い商流の構築を日々追及しております。
株式会社東京キョクイチは、平成20年に株式会社キョクイチの東京営業所を組織変更し、分社化する形で立ち上がりました。昭和49年6月に東京連絡所として立ち上げ、一度は撤退し、平成15年に東京へ再進出するという経緯を経て立ち上がった弊社は、キョクイチグループの東京進出という大きな期待を背負っています。
北海道の魅力が詰まった食料品は東京や日本全国の市場においても大きなニーズがあります。そのニーズと、キョクイチグループが持つ集荷能力をマッチングさせることで、これまでのキョクイチグループには無かった大きな商流を生み出すことができます。また、東京には世界でも有数の水産卸売市場である豊洲市場があり、東京に集まった水産品を、北海道を含む全国へ販売することも東京に拠点を置く私達の大きな仕事です。
北海道から東京へ、東京から北海道を含む全国へ。キョクイチグループの全国展開における商流のハブ機能を有する会社として今後も成長を続けていきたいと考えております。
そして、キョクイチグループ創業からの「買って喜ばれ、売って喜ばれる」という理念も引き続きお客様にお届けできればと思っております。お取引様各位のますますのご愛顧とご鞭撻をお願い申し上げます。
代表取締役角谷 靖